こんにちは、今日は【奨学金=借金】という事実に気づかされた経験をお話をしたいと思います。
私は奨学金を借りずに大学へ進学しました。奨学金の申請をする前に、奨学金は借金でいずれは返済の義務が生じると認識できていたので本当に良かったなと振り返ってみて思います。もちろん、大学進学への教育資金をしっかり貯めておいてくれた両親には感謝してもしきれません…おかげさまで、借金を背負った状態で社会人のスタートを切らずに済みました。
奨学金を申請しようか迷っている学生さん、保護者の方の参考になれば幸いです。
大学受験激励集会にて、新任教員の心の底からの本気スピーチ!奨学金は借金!
この出来事は私が高校3年生の時、文化祭がちょうど終わった時期だったので秋頃のことだったと記憶しています。都道府県内の中でトップクラスの偏差値というわけでは全然なかったのに、自称進学校を謳っていた高校だったため、3年生を全員集めて大学受験激励集会が開かれました。
教員がひとりずつ前に立って、今の頑張りが将来に繋がるとか、努力は無駄にならないとか、最後まで諦めなかった者が勝つとか、ありきたりなスピーチをしていきました。
最後に登場したのが新任の女性教員でした。昨年に英語の教員免許を取ったばかりで、若くて可愛らしい先生だったので生徒からも人気のある先生でした。生徒の全員の前に立ち、おもむろにスピーチを始めました。
「これから奨学金についての話をします。皆さんに知っておいてほしいのは、
奨学金は借金です!!!
私は今、なけなしの19万円の給料から毎月返済をしています!安易な気持ちで借りたら後で後悔します!もう一度言います、奨学金は借金です!!」
奨学金は優秀な生徒がもらえる、つまり良いものと誤解していた
新任教員のスピーチを聞いて衝撃が走りました。当時、私は奨学金は優秀な生徒がもらえるもので、もらえること自体が誇らしいことだと勘違いしていたからです。自分で奨学金制度について調べたわけではないのに、勝手なイメージで思い込んでいました。借りた後、社会人になって返すことまで考えが及んでいませんでした。
当時奨学金の申請をする気でいましたが、この出来事をきっかけに両親と相談して借りるのを辞めました。新任教員のスピーチのおかげで余計な借金を背負わずに済みました。自身の実体験をもとに、奨学金や社会の厳しさを無知な生徒に教えてくれた新任教員は人格者だったなと思います。
奨学金制度を理解していない人多いのでは…
当時私が知らなかったように、高校生で奨学金は借金だと認識できている人は少ないと感じます。また、私の両親も2人とも高卒で大学への進学経験がなく、奨学金についての知識は乏しかったです。大人でも正しく理解できている人は少ないのではないでしょうか…
日本学生支援機構の第一種奨学金であれば無利子なのでまだマシですが、第二種奨学金は有利子です。利率は貸与終了時に決定されますが、市場金利の変動があれば、利率も変動になる仕組みになっています。そのため、借りた時点で総額いくら返済しないといけないのか確定してないのが、人生設計を立てづらい点だと思います。ある日突然利率が上がり、返済負担が増加して家計を圧迫するという心配がつきまとうということです。
奨学金は借金と認識し、慎重に判断を…
奨学金は借金です。この認識を持たずに、安易に借りている人が多いのではないでしょうか…借りたら返さなければいけないと認識して、慎重に判断したほうがよいと思います。社会に出てすぐの若い自分を返済で苦しめることになってしまいます。
もちろん、奨学金が絶対にダメだとお伝えしたいわけではありません。将来憧れの職業に就くため、夢を叶えるために大学に行くことも人生にとって重要な糧になりますから、金銭的な理由で頓挫してしまうのはもったいないと思います。しかし、奨学金は返済義務がある借金だという覚悟をもって借りる必要があるというのが私の考えです。
私は奨学金について高校生の時に知ることができてよかったなと思っています。誤った認識のまま借りてしまっていたら、今頃家計に負担が圧し掛かっていたことでしょう。奨学金を借りるべきかどうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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